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IELTS Speakingの接続表現:リストではなく役割で選ぶ話し言葉のマーカー

簡潔な答え

IELTS Speaking(スピーキング)では、役割のある短い話し言葉のマーカーを使います。理由には「because」や「the main reason is」、対比には「but」や「having said that」、例には「for instance」、話の区切りには「so」や「that's why」です。Fluency and Coherence(流暢さと一貫性)が評価するのは、考えに合った形で、答えの段階をはっきり示すつなぎ方です。「Moreover」や「In conclusion」のような書き言葉の接続表現は、暗記したように聞こえます。また、IELTSは使うべき語のリストを公表していません。

IELTS Mentor AIにはPart 1、Part 2、Part 3のタブがあるTopic Speakingがあり、AI試験官が追加の質問をして、結果としてバンドとフィードバックが示されます。

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目次

話し言葉でのつなぎ方は、エッセイでのつなぎ方とは別の仕事です。聞き手はページをさかのぼって読み返せないので、使うマーカーは短く、言いやすく、追いやすく、話の形に合っている必要があります。このガイドでは、話し言葉のマーカーを役割別に整理し、Part 2のスピーチとPart 3のディスカッションに道しるべを置く方法を示し、多くの受験者が習う書き言葉の接続表現が、話すときに場違いに聞こえる理由を説明します。この評価項目そのものは、IELTS Speakingの流暢さを上げる方法についての一問一答で説明しています。このページの書き言葉版は、IELTS Writing(ライティング)の接続表現のガイドです。

この記事のポイント

  • Fluency and Coherenceは、重みの等しい4つのSpeakingの評価項目の1つです。つなぎ方はその一部で、話が途切れないことやトピックに沿うことと並びます。
  • マーカーは役割で選びます。理由、追加、対比、例、話の区切りです。
  • 話し言葉のマーカーは短いものです。「Moreover」「In conclusion」「Firstly… secondly」は書き言葉のもので、話すと準備したように聞こえます。
  • Part 2のスピーチには、3か所に道しるべを置きます。最初、キューカードのポイント間の移動、締めくくりです。
  • IELTSは接続表現のリストも、バンドごとの数も公表していません。リストを暗記するのではなく、自分の録音で確かめましょう。

この評価項目が接続について述べていること

IELTS.orgのSpeakingの採点ガイダンスは、このサイトが2026年9月17日に最後に確認したもので、Fluency and Coherenceを4つの評価項目の1つに挙げています。Speakingのバンドは4つの平均で、0.5刻みのバンドで報告されます。Fluency and Coherenceでは、公開されている評価基準は、話や議論の段階をはっきり示しているか、文がトピックに沿っているか、接続の語や代名詞で考えをつないでいるかを問います。

このサイトのSpeaking評価基準ツールは、その評価基準をわかりやすい言葉で示しています。バンド5では、少数の接続表現がすべてを担い、それに頼りすぎています。バンド6では、接続や道しるべの表現にそれなりの幅がありますが、場所が合わないものもあります。バンド7では、同じ表現がより柔軟に、実際に合う場所で使われます。方向は「接続表現を増やす」ではありません。「適切なものを、適切な場所に、無理なく」です。

IELTSは、接続表現のリストも、バンドごとの数も、バンドを保証する表現も公表していません。以下の、どの表現がどの役割を果たすかは、話し言葉の英語についての助言であり、試験の規則ではありません。

役割別の話し言葉のマーカー

ここにある例はすべて架空のものです。どれだけ短いかに注目してください。話し言葉では、マーカーは1、2語であることがよくあります。

理由を述べる

  • 「I like cycling mainly because it clears my head.」
  • 「The main reason is that the roads near me are quiet.」
  • 「That’s partly why I moved.」

「Because」は頼りになる語で、周りの文を変化させていれば、何度使っても問題ありません。「The main reason is」は、小さな理由ではなく、中心になる考えを述べようとしていることを知らせます。

ポイントを加える

  • 「And on top of that, the trains are cheap.」
  • 「What’s more, I can read on the way.」
  • 「Also, there’s a park right next to the station.」

話し言葉での追加は、ほとんどが「and」「also」「plus」です。2つ目のポイントが1つ目より強いときは、「what’s more」や「on top of that」を使います。話し続けるためだけに、直前のことと関係のないポイントを加えてはいけません。

対比する

  • 「I enjoy it, but it can get tiring.」
  • 「It’s convenient. Having said that, it’s expensive in the city centre.」
  • 「On the other hand, my brother prefers working from home.」

「But」は、文頭でも、話し言葉では自然です。「Having said that」を使うと、何かを褒めたあとで向きを変えられます。「On the other hand」には最初の「hand」が必要です。最初の側が何だったかを述べましょう。

例を挙げる

  • 「For instance, my last job was forty minutes away.」
  • 「Say you have an exam on Monday: you can’t leave revision to the weekend.」
  • 「Take my street, for example.」

「Say」と「take」はとても話し言葉らしい表現です。「For example」と「for instance」はどちらでも構わず、入れ替えられます。どれを使ったあとも、具体的なものを出しましょう。人、場所、瞬間です。

ポイントを締めくくる

  • 「So that’s why I walk.」
  • 「So in the end I stayed.」
  • 「Which is why I’d recommend it.」

話し手が「In conclusion」を必要とすることはまれです。短い「so」のあとにポイントを置き、下げるイントネーションで言うと、その考えを言い終え、別の質問を受ける、または次の考えに移る準備ができたことが、試験官に伝わります。

Part 2のスピーチに道しるべを置く

IELTS.orgによると、Part 2のスピーチは、1分間の準備のあと、1〜2分間、一人で話します。誰も遮らないので、構造をつくれるのは自分だけです。3つの道しるべが、仕事の大半を担います。

最初

何について話すのかを、キューカードの言葉をおおまかに使い、1文で述べます。「I’m going to talk about a teacher who changed how I studied.」のように言います。はっきりした1文で、スピーチ全体が何についてのものかが聞き手に伝わります。

キューカードのポイントの間を移る

カードには3つか4つのプロンプトがあり、普通の助言は、それを道順として扱うことです。短いマーカーは、聞き手がどこまで来たかを知る助けになります。

  • 「As for how we met, it was at a summer course.」
  • 「And what she taught me was mostly about planning.」
  • 「The reason I remember her is…」

印刷された順にすべてのプロンプトを扱う必要はなく、IELTSもそれを求めていません。大切なのは、次に移ったことが聞き手にわかることです。準備の1分の使い方は、Part 2のキューカード戦略の記事で扱っています。

締めくくり

トピックに戻る1文で終えます。「So that’s the teacher I’d pick, and I still use her method.」のように締め、そこでやめます。終わりを示す1文で十分で、良いスピーチを未完成に聞こえさせる、尻すぼみの「yeah, so, that’s all」も避けられます。

Part 3のマーカー

Part 3は4〜5分のディスカッションです。質問はより抽象的で、答えにはしばしば慎重さが必要です。以下のマーカーは、会話では自然で、このパートに合います。

  • 「It depends. For younger people, I’d say yes, but for older ones, not always.」
  • 「I’d say it’s mostly a good thing.」
  • 「It’s hard to generalise, but in my experience…」
  • 「That’s a fair point, though I’d put it differently.」
  • 「In some ways, yes. In others, I’m not so sure.」

「It depends」は、何によるのかを述べるなら、逃げではありません。「It depends」のあとに沈黙が続けば、時間稼ぎです。「I’d say」は主張を和らげます。社会についてのディスカッションでは、丁寧であり、正確でもあります。Part 3のディスカッションの質問の記事にある助言と比べてみてください。

書き言葉の接続表現が暗記したように聞こえる理由

「Moreover」「furthermore」「in conclusion」「firstly… secondly… thirdly」は、エッセイでは良い道具です。会話では、段落を読み上げているように聞こえます。コーヒーを飲みながら「furthermore」と言う人はいませんし、決まり文句を1つ聞いた聞き手は、答えの残りも決まり文句ではないかと疑うかもしれません。

「Do you like your neighbourhood?」という質問への架空の答えを2つ見てください。

  • 「Firstly, my neighbourhood is quiet. Secondly, it is close to my workplace. Moreover, there are many parks. In conclusion, I like it very much.」
  • 「I do, mostly because it’s quiet. It’s also close to work, which saves me an hour a day. And there are parks, so it’s easy to get out.」

2つ目は、仰々しい接続表現が少なく、そのぶん考えのつながりがあります。考えは「because」「which」「so」でつながっています。話し手本人の声にも聞こえます。

Speakingのテストは会話であり、IELTS Speakingはフォーマルかカジュアルかについての一問一答でも説明しているように、会話向けのマーカーのほうが合います。

使いすぎと間違った接続表現

毎回同じマーカー

評価基準ツールのバンド5の記述は、少数の接続表現がすべてを担う状態を挙げています。よくあるのは「and then」と「so」です。録音で、同じマーカーが30秒に4回出てくるなら、そのうち2つを、いったん言い切って新しい文を始める形に置き換えましょう。

間違ったマーカー

対比ではない考えの前の「On the other hand」、結果ではなく理由の後の「so」、別の一般的な主張が続く「for example」は、よくあるミスです。間違ったマーカーは聞き手を誤解させ、なくすより悪い結果になります。迷ったら、「because」「but」「so」を、そのまま素直な意味で使いましょう。

自分の録音で練習する

  1. キューカードの一覧から好きなキューカードを選び、2分の答えを録音します。
  2. マーカーだけに注意して、1回聞きます。1つずつ書き出し、それが何の役割を果たしたかを書きます。
  3. 2回より多く使ったものと、役割を答えられなかったものに印をつけます。
  4. その部分だけを変えて、もう一度録音します。

相手がいなくてもできる練習の流れは、一人でIELTS Speakingを練習する方法のガイドを参照してください。言いよどみの音は別の話題で、つなぎ言葉、間、言い直しのガイドで扱っています。語や強勢の作り方は、発音の特徴に属します。

よくある質問

IELTS Speakingでは、どの接続表現を使えばよいですか?

IELTSは接続表現のリストを公表していないので、認められた一式というものはありません。実際の会話で使う短いマーカーを、役割で選んで使いましょう。理由には「because」、対比には「but」、例には「for instance」などです。自信を持って使える少数のマーカーは、中途半端にしか知らない多数より価値があります。

Speakingのテストで「firstly, secondly, thirdly」を使ってもよいですか?

使えますが、準備したように聞こえることがよくあります。話し言葉の答えが、番号つきのリストのように展開することはあまりないからです。このサイトの評価基準ツールにあるバンド6の記述は、2分間の話に道しるべを入れすぎることを落とし穴として挙げています。数字は、手順のように順序が本当に大切な場合にだけ使いましょう。

接続表現を多く使うと、Fluency and Coherenceのバンドは上がりますか?

いいえ。この評価項目が見るのは、つなぎ方が考えに合っているか、答えの段階を示しているかであり、マーカーをいくつ使うかではありません。評価基準には、少数の表現を繰り返しすぎたり、合わない場所に置いたりするのは下位のバンドだと書かれています。IELTSは数を示しておらず、どの表現でもバンドを保証していません。

Part 2のスピーチで、考えをどうつなげばよいですか?

何について話すかを述べる文で始め、キューカードのポイントの間は「as for」や「and then」のような短いマーカーで移り、トピックに戻る1文で締めます。スピーチは1分間の準備のあと1〜2分なので、気の利いた表現より、はっきりした全体の形のほうが大切です。

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